研修を導入する

社員研修の費用は?予算の実態と相場を解説

各企業では年間予算が決まっていますよね。その中に人材育成のための社員研修のための教育費も含まれていると思います。

社員研修費用をどのくら予定したら良いのだろうと迷いませんか?

十分な研修をするために必要な費用・・・これから研修を導入予定の場合は、検討がつかないかもしれませんね。

ここでは、社員研修の予算の実態と相場、費用の内訳などを解説していますので、今後の参考になさってください。

社員研修の年間予算

産労総合研究所では毎年、企業における教育研修費用の実態調査をおこなっています。

その結果を一部抜粋しました。

教育研修費用総額(万円) 従業員ひとり当たりの額(円)
2018年予算 2018年実績 2019年予算 2018年予算 2018年実績 2019年予算
調査計 7,115 6,221 7,086 40,297 34,607 39,841
1000人~ 12,357 10,800 12,341 37,257 31,770 36,730
300~999人 2,161 1,921 2,087 41,744 37,116 40,791
299人以下 870 724 874 46,107 38,250 46,607

従業員数が多い企業では研修費総額が高く、ひとり当たりの金額は従業員数が少ないほど高額になっています。

すべての規模の企業で予算を立てた金額よりも、実際にかかった費用は少なかったというのも特徴です。

この特徴は毎年のことで、2018年だけが特別ということではありません。少し多めに予算を準備している企業が多いということになるのかもしれませんね。

また、研修教育費は毎年増加傾向にありますが、従業員数が少ない企業では横ばいかやや減少傾向にあるとの調査結果も出ています。

企業研修は大企業ほど充実させているということになりますね。

社員研修の相場

社員研修にかかる費用の相場も気になるところですよね。

料金は研修形式や個別発注、研修企画会社依頼、内容、時間などの違いにより変わりますが、大まかな料金をご紹介します。

公開講座

一般募集している公開講座は、企業単位ではなく個人でも参加できますし、企業の代表として数人だけ受講することが可能です。

2時間程度の講座から、数日間にわたる講座もあり、その形態は多彩です。

費用は1日講座で18,000~30,000円/人が相場となっています。

社内研修

社内研修で研修企画会社に発注をする場合は、1日200,000~500,000円になります。

短時間の研修の場合は、1時間当たり10,000~50,000円で、費用が安いところは交通費や教材費などが別料金になっていることがあります。

有名な講師に個別に依頼する場合は、費用がさらに上がりますので、確認が必要です。

eラーニング

パソコンやスマホがあればできるeラーニングは、手軽に個人で学べるので人気ですね。

費用は会員制を取っているところも多く、会員以外の料金の差がかなりあります。

また、人数により料金が変わるシステムにしている企業が多いですので、少人数でも取り入れやすいですね。

月定額、内容ごと、年間契約など様々なプランがありますので、どのプランを活用するのかにもより費用が変わりますが、講師を派遣してもらう社内研修よりは費用を抑えることができます。

研修費用に含まれる項目


研修費用には様々な項目が含まれています。

研修企画会社では、これらの項目すべて含んだ提示をしているところと、オプションや必要に応じて加算される場合がありますので、必ず費用内容の確認が必要になります。

研修費

研修企画会社の企画、準備等に係る費用です。これには講師の派遣料が含まれていることが多いですが、稀に別料金になっていることがありますので、注意が必要です。

基本のプログラムに追加できるオプションメニューを設定している企画会社もあり、費用を抑えめに提案している企業はオプションをつける必要が出てくるかもしれません。

教材費

特別なツールを使用する場合に教材費がかかることがあります。研修企画会社オリジナルの教材や市販の有料教材を使う場合に発生します。

テキストや資料の印刷代も含まれることがあります。

交通費

遠方から講師が来る場合は、費用が発生します。研修企画会社に依頼するときはかからないことも多いですが、駐車料金が必要な場合などは実費でお支払いする必要があります。

食事代

1日講座の場合は昼食代が、数日間の講座の場合は日数分の食事代がかかります。講師だけではなく、受講する社員の食事代が必要になることもあります。

宿泊費

講師の宿泊費はもちろんですが、遠方で開催される研修に社員が参加する場合に、会社が負担する必要が発生することがあります。

会場費

自社の中に研修ができる会議室などを持っている場合は会場費はかかりませんが、そうでない場合は会場を借りなければなりません。

公的な会場でリーズナブルに借りられるところがあれば良いですが、ホテルや設備の整った研修会場を借りると費用が高額になることがあります。

備品・設備代

必要な備品が揃っている場合は良いのですが、これから準備をするのであれば必要経費になります。

パソコン、スクリーン、プロジェクター、マイク、演台、パーテーションなどがここに入ります。

外部会場では備品は借りられますが、高額になる可能性がありますので、意外な落とし穴となることがあります。

研修費節約の工夫


社員研修では見えにくい費用も多く、計算をしたら想像以上の高額になったということもあり得ます。

なるべく費用を抑えて、良い研修がしたいというのが本音ですよね。

費用節約の方法がいくつかあるのでご紹介します。ひとつひとつはそれほど高くない費用かもしれませんが、積み重なると大きな金額になるので、少しでも節約してみましょう。

パックプランを活用

研修企画会社では、お得なパックプランを用意しているところが多くあります。

研修の企画、運営、講師派遣、交通費、食事代などがすべて込みになった料金プランです。

内容等のカスタマイズ性は低くなりますが、費用を抑えられるメリットはかなり高いと言えます。

参加者を絞る

人数により価格が変わるケースもあり、参加者を限定し開催するのもお勧めです。

研修後に社内で改めて伝達研修をおこない、社員全員で研修内容を共有するなどの方法を取れば人数を絞っても研修の意味があります。

研修の優先順位を考える

人材育成のためには、多くの知識と技術を習得してほしいと思い、各種研修を計画したくなると思います。

現状で課題となっていること、早急な解決が必要なことを優先することで、研修の回数を減らすことができ、費用の節約にもなります。

諸経費を抑える

会場費や備品レンタル料金などの、諸経費をできるだけ抑えるのも効果的です。

交通費や食事代は節約しにくいですので、細かなところの経費をかけない努力は必要です。

助成金の活用

企業が研修をおこなう際に必ず確認してほしいのが、助成金の存在です。

国や公的機関には助成金や補助金の制度があります。

これからおこなおうとしている研修が申請の条件に当てはまるかもしれませんので、対象の場合は活用しましょう。

社員研修の費用漏れがないように計画を

社員研修の予算は社員数が多ければ総額が上がりますが、ひとり当たりの金額は下がります。

社員数が少なければこの逆の現象になります。

研修は人材育成には欠かせないものです。

有意義な研修をおこなうためにも、事前の費用の確認は大切です。

研修企画会社では豊富な経験から必要な研修プログラム数多く準備しています。

内容、料金ともに納得の研修が開催できますよ。

 

KeySessionメールマガジン