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メンタルヘルス研修で職場環境を整える~ 社員のメンタル不調は企業の大損害~

近年、心の健康の大切さが叫ばれているますが、企業でもメンタルヘルスケアに関する取り組みが注目を浴びています。

従業員の心身が健康でなければ良い仕事もできず、対処を怠ると企業が成り立たなくなってしまいます。

誰もが働きやすい環境を作り、積極的にメンタルヘルス研修をおこない知識を深めることが大切です。

メンタルヘルスが注目されている理由

メンタルヘルス対策が注目されいてる理由には3つあります。これは企業だけの問題ではなく、社会全体で考えるべきことと思われるかもしれませんが、身近なところから対策をしていくことが重要です。

自殺者の増加

厚生労働省の調べでは、10代から30代における死亡原因の第3位までに自殺が入っています。

若年層の自殺は年々増えており、社会問題となっています。家庭や学校、職場などの身近な環境を整えることが早急に必要とされています。

参考:死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合

メンタル不調者の顕在化

ひと昔前はメンタル不調を隠す傾向にありましたが、現在ではうつ病などを公表する人が増えました。それだけ珍しい病気ではなくなったということです。

現在働いている社員がうつ病になるかもしれません。これから入社予定の新人社員がうつ病経験者かもしれません。

メンタル不調を抱えていても働ける社会作りが、これからの課題になっていきます。

ストレスチェック制度

2015年12月から50名以上の従業員がいる事業所では、ストレスチェック制度導入が義務化されました。

従業員のストレス状態を把握し、職場環境の改善をすることが必要と国が推進しているのです。

49名以下の企業は努力義務のため、ストレスチェック制度を導入する必要はありませんが、従業員の心の健康を考えるのであれば、他の方法でメンタルヘルス対策を講じるのが好ましいと考えられています。

メンタル不調がもたらす企業への影響


社員の心の健康が保たれないと、どのような影響があるのでしょうか。想像しているよりも深刻な事態となる可能性があります。

生産力の低下

メンタル不調をきたす人の特徴に、几帳面、責任感があるというのがあります。この特徴を持っている社員は、責任のある立場にいたり、仕事に対してとても真摯に向き合っていることが想像できると思います。

そのような人材がメンタル不調で第一線から抜けると、生産性が低下し業績に影響を与え兼ねません。

優秀な社員を守ることも企業の大切な役割です。

人材不足

メンタル不調が悪化すると、休職しなければならない状況になることが考えられます。

心の回復は『いつまで』という予測が立ちにくく、復職までに数か月から1年かかる場合もあります。

どの業界も人材不足が問題となっている中で、頼りになる社員が抜けるのはとても大きな痛手になるはずです。

訴訟問題

メンタル不調により退職を余儀なくされた場合、その理由が過重労働や人間関係など、職場環境にあると判断されるケースがあります。

その場合、訴訟問題に発展することがあります。

裁判になると、例え誤解だとしても企業にとっては大損害となります。それは避けなければなりません。

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メンタルヘルス研修2つの柱


企業で取り組むメンタルヘルス対策は、2つの側面からアプローチすることが大切です。

研修もこの2本柱でおこなうとスムーズに進められます。

ラインケア

ラインケアは管理職と部下との間でおこなわれる対策で、管理職向けに管理監督者研修として講座をするのが一般的です。

メンタルヘルス対策において、管理職には4つの役割があります。

部下の健康状態を把握する

部下の変化にいち早く気づく必要があります。いつもと違うことがあれば、早急に対応します。

変化に気づくには、いつもの状態を知っておくことが重要で、日ごろからコミュニケーションが取れていることが大切です。

部下からの相談対応

働く人が仕事上の悩みを抱えた時、相談したい相手として上司を上げています。ですが、実際に上司には相談せず、家族や友人に相談するというデーターがあります。

気軽に相談できる関係性を日ごろから心がけ、築いておくことが大切です。

また、研修では事例をもとに適切な対処方法を考えたり、ロールプレイングで体験できるようにするとわかりやすいです。

職場環境の整備

働きやすい職場環境改善も管理職の役目です。

メンタル不調者を中心に考える必要はありませんが、メンタル不調を出さない環境は誰もが働きやすい環境と言えますので、取り組んで損はありません。

職場復帰の支援

メンタル不調が原因で休職をした場合、医師や本人と相談しながら復職計画を立てます。基本的にはもといた部署に復帰するのが良しとされています。

その際、他の従業員の理解も必要になりますので、その調整も管理職がします。

セルフケア

セルフケアは管理職を含めて、仕事に必要なセルフマネジメントのひとつとして習得しましょう。

全従業員を対象にした内容で実施し、セミナーの中で自分のメンタルの現状が認識できるようにします。

ストレスに気づく

そもそもストレスとは何かがわかっていない人も多いです。日常的にストレスという言葉を使いますが、基礎知識を学び正確に理解するところから始めます。

ストレスはすべて悪いものと考えがちですが、良いストレスもあることを知ってもらうことが大切です。

そして、自分がストレスを感じた時、どのような症状が出るのかを知るのも必要です。ストレスに対しての反応は人それぞれですので、自分でもストレス状態の早期発見ができるようにします。

セルフケアの方法を学ぶ

自分でできる心のケアを知ることはとても大切です。

それも『自分に合った』というのがポイントになります。同僚がやっているストレス解消方法が自分に合っているとは限りません。

研修の中では自分用のケア方法を具体的に考えてもらい、実践してもらいます。

メンタルヘルスケアは、ストレスが溜まった時にするだけではなく、毎日の生活の中でストレスを溜めないことが大切です。

いざという時にするセルフケアと、毎日するセルフケアの両方のバリエーションを持っていると良いですね。

健康に働ける社員がいてこその企業

心の健康は、企業のためにも従業員のためにも必要なことです。

メンタルヘルス対策の考え方を全員で共有し、誰もが健康で働ける環境と心作りをしていくことが目指すところです。

メンタルヘルス研修は知識豊富な講師にお願いすることが良く、個人ワークやグループワークを通して理解を深めるようにすると効果が上がります。

研修企画会社には専門性の高い講師がたくさんいますので、これから研修を企画を考えている場合は、ぜひ相談をしてみましょう。良い研修を提案してくれます。

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