人材育成

より効果を出すためのチームでの目標共有の方法

チームミーティングの様子

チームで高い成果を出すためには、チーム内のメンバーが一貫した目標を共有している必要性があります。しっかりと目標が共有できていないチームは、最終的に何を達成すればいいのか明確なゴールが見えていません

目標共有ができていないチームほど、チーム内での連携が上手くいきません。より高い成果を出すためにも、より効果がある目標共有の方法を導入する必要があります。

それでは、より効果があるチームでの目標共有の方法についてご説明しましょう。

目標共有は何のために行うのか

理想的な動きをするチームのイラスト
今一度目標共有の必要性について考えてみましょう。

まず、第一に目標を共有する必要性があるのが、チーム内で徹底した情報共有を行うからです。どんなチームでも最高と思える結果を出すためには。チーム内で情報共有を徹底する必要性があります。目標を共有するにあたって重要なのは、チーム内での情報共有です。

情報共有が上手くいっていないチームは、形ばかりの目標を設定したところで作業が捗らないので意味がありません。

また、多くの企業では目標管理を主流としているものの、単に目標を管理しているだけで意味を成していないケースも多々あります

目標管理を行うにあたって、目標の定量化やステップ化、細分化、目標を達成する期限など、様々な管理方法があるでしょう。これらの管理は上司と部下が目標管理シートの内容に沿って定期的に振り返るのが一般的ですが、その振り返りが習慣づけられていないために目標管理シートを作成して終了しているケースが多くあります。

これを防ぐためには、もっと言葉にしたり視覚で訴えたりと様々な方法で目標を共有する必要性があります。効率の良い方法があれば、チーム内全員が最終的な目標を明確にした上で業務をこなすことができます。

チーム内の業務効率が上がる目標共有の方法

図や写真を使ってゴール像を共有するチーム
チーム内の業務効率を上げるための目標共有の方法は多くあります。それぞれ目標を達成するためには、ただ「目標を掲げて頑張りましょう」では意味がありません。目標はチーム全体で明確に共有し合ってこそ意味を成すものであり、プロジェクトを成功させるために必要不可欠です

もちろんプロジェクトのリーダーと一部の人だけが目標を共有することで達成したケースもあるかもしれません。しかし、それでは何のためにチームを組んでいるのか、チームを組む意味があるのかという話になります。

これではチーム内の信頼関係が構築されなくなる上にパフォーマンスも下がる可能性があるので、誰一人欠けることなくチームで目標を共有してこそ業務効率を上げることが可能です

それでは、 チーム内の業務効率が上がる目標共有の方法についてご説明しましょう。

SMARTの法則

目標共有の一つとして挙げられるのが、SMARTの法則です。

SMARTの法則とは、S・M・A・R・Tの5つからなる法則であり、今後の目標を効率良く共有するために詳しく取り決められるものです。

  • Specific【具体性】
  • Measurable【測定可能】
  • Achievable【達成の可能性】
  • Realistic【現実的】
  • Time-bound【期限が明確】

以上の5つを1つの法則とします。Specificは具体性、Measurableは測定可能、Achievableは達成の可能性、Realisticは現実的、Time-boundは期限が明確という意味があります。

目標を共有するにあたって重要なのは、

✅ どんな目標なのか具体的に説明できるかどうか
✅ 測定可能かどうか
✅ 明確に決められた期限までに達成できるかどうか
✅ その目標は現実的なものかどうか

です。
無理な目標を共有しても達成できなければ意味がありませんし、それを達成するためのスケジュールを立てたとしても、その期限内にスケジュール通りに遂行できるのか具体性がないとまったく現実的な目標になり得ません。

チームで達成する目標を共有するためには、具体的かつ現実的で決められた期限までに達成できるものであるかどうかを考えましょう。

ただ、このSMARTの法則に神経質になってまで則ろうとするのは逆効果です

未来から現在を考える

これは、最終目標を達成するためには、今何をやるべきなのかを考えることです。大きなプロジェクトであるほど目標を達成するためには数多くの作業工程が発生します。その作業工程の中で細分化した業務を行っていると、時折目標を達成するために不必要な行動をしてしまうケースがあります。

目標を達成するといっても、「今自分は何をすればいいのか」と迷って作業が手につかなくなることもあるでしょう。そんな時は、最終目標を達成するために、今自分が何をするべきなのかを定期的に見直すのがおすすめです。

未来から現実を見つめることで、目標を見失わずに業務を進めることができるでしょう。

写真や動画、絵を使って視覚で目標を共有する

目標を共有する際に言葉だけでチーム全体に同じ目標を持つように伝えても、思うようにいかないことが多々あります。何故なら、言葉だけで目標を共有しようとしても、具体的なビジョンがなかなか思い浮かばないからです

チーム全体で同じビジョンを明確に把握しておかないと、具体的に何をすればいいのかが把握しにくいので業務に支障が出るのです。

チーム全体の業務効率を上げるには、写真や動画、絵を使って視覚的に目標を共有する方法があります。

写真を使って視覚的にこんな風になるように目標を達成するように認識させたり、動画を作成して雰囲気や表情など文字だけではイメージしにくいことを表現したり、絵で目標を達成した時の完成予想図を社内に貼り付けたりします。

一言で目標を達成しようとしても、言葉や文字だけではイメージしにくいことがどうしてもあります。それを解決するのが、視覚的に共有できる写真や動画、絵を使った方法だと言えます。

目標を決めてメンバーに伝えているだけでは意味がない

チーム内で目標を共有するのは、きちんとできたつもりでも意外にできていないケースが多くあります。

目標を達成するまでの過程が重要だと思うかもしれませんが、そもそも最終目標を達成した時のビジョンが明確になっていなければ、今行っている業務が何に繋がるのかが把握しにくいです。

パーツしか見えない業務は、社員のモチベーションの低下を招き、チームのパフォーマンスが下がったり、離職にもつながる原因になります。

その点を踏まえれば、”目標を共有する”というのは一種のプレゼンテーションと捉え、丁寧にかつ情熱的に取り組むべき重要な業務です。リーダー研修や管理職研修などを活用し、しっかり学んでいきましょう。

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