研修を導入する

コミュニケーション育成ゲームを取り入れて効果の高い研修を実現する

研修でゲームに挑戦する社員たち

社員研修の中でもスタンダードな内容としてコミュニケーション研修があります。

働く人の悩みには人間関係が関わっていることが多く、顧客だけではなく社員同士のコミュニケーション力アップを目指し、学ぶ機会を設けている企業が多いのです

理論を学ぶ研修ではなく、より効果的にスキルアップを目指すために注目を浴びているのがコミュニケーション育成ゲームです。

ここではゲームを通して学ぶことの利点やゲームの種類をご紹介しています。楽しみながら身に付くゲーム研修について理解を深めましょう。

研修にゲームを取り入れる効果

研修には講演形式、グループディスカッション、個人ワークなど様々な形式がありますが、ゲーム形式を取り入れるメリットは高く、研修効果も上がります。

手軽に取り入れられる

コミュニケーション育成ゲームは種類が豊富のため、取り入れやすいという特徴があります。

物品が必要なものもありますし、特別なツールがなくてもできるゲームも多く、目的や予算、会場、人数に合わせて選べるのも良さです

ルールが簡単なものが多く、研修担当者の負担も軽くなります。

楽しみながら体験できる

研修というと、講師の話を長時間聞くためつらいと感じる人も少なくありませんが、ゲームと聞くと内容を知らなくても楽しそうな印象になります。

講義を聞くだけでは内容が記憶されにくいのですが、ゲームを通して楽しんだり失敗をしたりすることで、感情が生まれ記憶されやすくなります

CiNii検索結果ページ
参考サイト:CiNii『感情記憶システムの構想

チームワークが高まる

課題をクリアしたり、目的を達成するためにチームメンバーで話し合いをしたり、戦略を考えたり、協力し合う必要があります

自然とコミュニケーションを取るようになり、お互いの考えや意見を尊重できるようになります。

多角的な視点になれる

同じ課題でも考え方が違えばアプローチの仕方が変わります。攻略のための意見交換をしていると、仕事だけでは得られない多くの視点を持たなくてはなりません。

他の人の意見を聞くことで、自分にはない発想を知ることができ、視野が広がります

仕事ですと利益や結果を考え、守りに入ってしまうことも、ゲームだと思うと失敗してもバーチャルだからと気持ちが楽になります。

自分の特徴がわかってくる

ゲームはチームでおこなうため、役割分担が必要な場面も出てきます。リーダーに向いている人、サポートに向いていてる人、戦略を考える人などが明確になってきます。

集団の中での立ち位置、行動や思考の癖など、自分の特徴が理解でき仕事に活かすことができます

効果を上げるゲーム導入のポイント

一体感が出た社員たち
楽しく効果が高いからといって、ゲームをただ研修に組み入れると良いわけではありません。さらに効果を上げるためのポイントが3つあります。

目的を明確にする

どのような結果を期待するのか、どのスキル向上を目指すのかなど、目的をはっきりさせることが大切です。

研修の一部分ゲームにするのか、それとも複数のゲームを組み合わせたり、ひとつのゲームだけで研修を構成するのかなどによっても選ぶゲームが変わってきます。

時間配分に気をつける

ゲームは盛り上がる可能性が高く、時間オーバーになる場合があります。他の研修形式よりも時間配分、時間管理はしっかりおこなうことが大切です

タイムスケジュールを組むときには、余裕を持つか、中断するタイミングを考えておくようにしましょう。

ゲームの説明をする時やゲーム中に時間の目安や、経過時間を伝えることで、参加者も時間を意識できるので効率良くおこなえます。

振り返りの時間を作る

ゲーム終了後に必ず振り返りの時間を作ります。これは研修中におこなうのが効果的です。

後日、フォローアップの時間を作るのも良いのですが、経験した感情が新鮮なうちに振り返りをすることで定着率が上がります。

ゲームそのものの感想、ゲームを通して感じたこと、実務への応用方法など、実践につながるような落とし込みができるような振り返りにします

コミュニケーション育成ゲームの種類

コミュニケーション育成ゲームは大きく分けて3つの種類があります。目的や参加人数、開催場所などにあったものを選んでください。

ジグソーメソッド

チームメンバー全員で課題をクリアする形式のゲームです。

メンバーそれぞれに異なった情報が与えられ、全員で共有します。そして情報を活用しながら問題解決を目指します。

このゲームのポイントは

  • 情報共有のため必ず全員が発言する必要がある
  • 必要な情報を見分けなければならない
  • 集まった情報をまとめることが必要
  • 限られた情報で広い視野を持って問題解決の方法を探す

全員が同じ情報を持っているとは限らないこと、それぞれの情報が問題解決のカギになることが体感できます。

情報の伝え方や、足りない情報の引き出し方、情報のかけ合わせ方など、実際の仕事で活用できるスキルが盛り込まれています。

コンセンサス型

コンセンサスとは合意を表す言葉で、このゲームは合意形成をおこなうことが目的です。

チームメンバー全員に同じ情報が与えられます。それらを使って問題解決を目指すのですが、同じ情報を共有しても活用の仕方や問題解決方法に違いが出てきます。

その時に誰かの意見に合わせたり妥協するのではなく、全員が納得できるように話し合いをします。

このゲームのポイントは

  • 同じ情報でも捉え方が違うことを知る
  • 違う意見を尊重する必要がある
  • 合意形成の大切さと難しさを体験する
  • 自分の考え方の癖、意思決定の癖を理解できる

同じ情報を聞いても、全員が同じことを感じるわけではないことを実感できる内容になっています。

話し合いの中で、自分とは違う価値観に触れることができ、新しい視点を手に入れることができます。

共創型

関わる人全員でひとつのものを作り上げるゲームです。

自分が関わっているという意識を持ち、立場を超えて協力し合ってゴールを目指します。自分だけでは解決できないことも、お互いに意見を伝えあうことで新しい視点に立つことができます。

このゲームのポイントは

  • 役割分担の大切さを知る
  • チームでの自分の立ち位置(役割)がわかる
  • 問題を自分事として捉える
  • 意見を言いやすい雰囲気づくりを学ぶ

当事者意識を持ち、意見を言うことが責任を果たすことである、ということが体験できます。

フラットな関係性を作ることの大切さも学ぶことができます。

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ゲームでコミュニケーションアップを目指す

ゲーム研修でコミュニケーションアップ
ひと昔前の研修は講演形式が多く、参加している意識が薄くなってしまうものでした。

ゲームを使うことで仕事で直面する課題を疑似体験することができます。そして参加している実感が湧き、学びに対するモチベーションも高まります

コミュニケーションが自然と取れるようになるゲームは、研修効果を高め、話すことが苦手、人の意見を聞くのが苦手という人も、楽しみながら参加することができます。

せっかく研修をしたのに思うような効果が得られていないと感じたら、ぜひゲームを取り入れてみてください。

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